タン・ディシン:パフォーマンス

2020年9月30日 – 10月21日
  • パフォーマンス記録画像:「休息は最高の革命である」オオタファインアーツ東京(2014)、Courtesy of the Artist and Ota Fine Arts /「ミスター・ハングリーNo.1」AIKE-DELLARCO、上海(2014)、Courtesy of the Artist and AIKE Gallery パフォーマンス記録画像:「休息は最高の革命である」オオタファインアーツ東京(2014)、Courtesy of the Artist and Ota Fine Arts /「ミスター・ハングリーNo.1」AIKE-DELLARCO、上海(2014)、Courtesy of the Artist and AIKE Gallery パフォーマンス記録画像:「休息は最高の革命である」オオタファインアーツ東京(2014)、Courtesy of the Artist and Ota Fine Arts /「ミスター・ハングリーNo.1」AIKE-DELLARCO、上海(2014)、Courtesy of the Artist and AIKE Gallery パフォーマンス記録画像:「休息は最高の革命である」オオタファインアーツ東京(2014)、Courtesy of the Artist and Ota Fine Arts /「ミスター・ハングリーNo.1」AIKE-DELLARCO、上海(2014)、Courtesy of the Artist and AIKE Gallery パフォーマンス記録画像:「休息は最高の革命である」オオタファインアーツ東京(2014)、Courtesy of the Artist and Ota Fine Arts /「ミスター・ハングリーNo.1」AIKE-DELLARCO、上海(2014)、Courtesy of the Artist and AIKE Gallery パフォーマンス記録画像:「休息は最高の革命である」オオタファインアーツ東京(2014)、Courtesy of the Artist and Ota Fine Arts /「ミスター・ハングリーNo.1」AIKE-DELLARCO、上海(2014)、Courtesy of the Artist and AIKE Gallery

    パフォーマンス記録画像:「休息は最高の革命である」オオタファインアーツ東京(2014)、Courtesy of the Artist and Ota Fine Arts /「ミスター・ハングリーNo.1」AIKE-DELLARCO、上海(2014)、Courtesy of the Artist and AIKE Gallery

  • タン・ディシンの表現は、パフォーマンス、絵画、インスタレーションなど多岐に渡る。その中でもパフォーマンスは、自らと他者の身体を媒介とすることが多く、そのような方法を通して、タンは個人と社会との相関性や相互作用を探索し、また時に極端な状況下に身体を置くことによって緊張感を表現する。その過程はドラマチックでもあり、挑戦的でもある。パフォーマンス『休息は最高の革命である』(2013~現在進行中)でタンは怪我がないにも関わらず観客の身体に石膏ギプスをとりつけて、その動きを制御した。また、他のパフォーマンス『ミスター・ハングリーNo.1』(2014)では、空間の属性に着目した。タンは会場であるギャラリー空間の4メートルにもなる壁を、ピッケルを片手に、またアイゼンのついた靴を履いて登り始めた。力を込めて壁を蹴ったり、ピッケルで叩くことで穴を開け、そこに手足を掛けたりしながら、横方向に移動しつづけた。地面に足をつかないで空間を一周するというルールを自分に課したのである。ヘルメットにはカメラが搭載されており、パフォーマンスは本人の視点から記録された。

  • 「パフォーマンスと演技との違いとは何であろうか。パフォーマンスはより体で直接感じられる。現実で起こる動作に近いからだ。」 ― タン・ディシン

  • また、タンは既存の思考の枠組みにとらわれない、領域横断的な活動を続けている。南京の四方当代美術館と共同でレジデンス・プログラム「Huge Huge」を企画し、20名を超える若手作家を招聘した。美術館内で共同生活をしながら制作をし、最後にはタン自身がキュレーションを手掛け、Tank Shanghaiで展覧会『The Force Temple』が実現した。ビジュアルアーツ、そしてパフォーミングアーツの要素を融合したプレゼンテーションとして結実した。 「Huge Huge」プロジェクト現場の様子(四方当代美術館、南京、2018)、Courtesy of the Artist and Sifang Art Museum また、タンは既存の思考の枠組みにとらわれない、領域横断的な活動を続けている。南京の四方当代美術館と共同でレジデンス・プログラム「Huge Huge」を企画し、20名を超える若手作家を招聘した。美術館内で共同生活をしながら制作をし、最後にはタン自身がキュレーションを手掛け、Tank Shanghaiで展覧会『The Force Temple』が実現した。ビジュアルアーツ、そしてパフォーミングアーツの要素を融合したプレゼンテーションとして結実した。 「Huge Huge」プロジェクト現場の様子(四方当代美術館、南京、2018)、Courtesy of the Artist and Sifang Art Museum

    また、タンは既存の思考の枠組みにとらわれない、領域横断的な活動を続けている。南京の四方当代美術館と共同でレジデンス・プログラム「Huge Huge」を企画し、20名を超える若手作家を招聘した。美術館内で共同生活をしながら制作をし、最後にはタン自身がキュレーションを手掛け、Tank Shanghaiで展覧会『The Force Temple』が実現した。ビジュアルアーツ、そしてパフォーミングアーツの要素を融合したプレゼンテーションとして結実した。

     

    「Huge Huge」プロジェクト現場の様子(四方当代美術館、南京、2018)、Courtesy of the Artist and Sifang Art Museum

  • タンはインタビューで、パフォーマンスで全てのエネルギーを使い果たしたとき、絵を描くことで心を落ち着かせることができると語っている。2020年の前半に、タンはスタジオを上海の郊外にある工場内へと移した。このスタジオは前と比べてより大きく、天井高もあり、自然光を取り入れることにも成功した。このような環境のおかげで、新たな自由の感覚が生まれてきているとタンは話す。

  • タン・ディシンのスタジオ風景写真(2020)©Tang Dixin, Courtesy of the Artist

  • タンのペインティングは、彼のパフォーマンスと同じく顕著な特色を有する。タンは、鮮やかなオレンジ、そして強い青で、一風変わった状況下にある身体を描き出す。タンのペイティングはパフォーマンスと対を成しつつ、同じように身体というテーマに迫るのである。作品『Violent Torso』(2014)が表すように、ペインティングでは物理的に不可能なテーマを描くことができる。そこでは、人間の身体と骸骨が想像を超える形で重なりあい、捻じ曲げられ、可能と不可能の境目を揺さぶる。

    タン・ディシン「Violent Torso」2015、キャンバスに油彩、200 x 200 cm  ©Tang Dixin

    タンのペインティングは、彼のパフォーマンスと同じく顕著な特色を有する。タンは、鮮やかなオレンジ、そして強い青で、一風変わった状況下にある身体を描き出す。タンのペイティングはパフォーマンスと対を成しつつ、同じように身体というテーマに迫るのである。作品『Violent Torso』(2014)が表すように、ペインティングでは物理的に不可能なテーマを描くことができる。そこでは、人間の身体と骸骨が想像を超える形で重なりあい、捻じ曲げられ、可能と不可能の境目を揺さぶる。

  • 展示風景:「Tang Dixin」オオタファインアーツ、東京(2018) Courtesy of Ota Fine Arts

  • 販売作品

    • Tang Dixin Two Bodies, 2020 Oil on canvas 152.6 x 122.5 cm
      Tang Dixin
      Two Bodies, 2020
      Oil on canvas
      152.6 x 122.5 cm
      USD 28,000.-
    • Tang Dixin Drunkard, 2015 Oil on canvas 60.5 x 50.3 cm
      Tang Dixin
      Drunkard, 2015
      Oil on canvas
      60.5 x 50.3 cm
      USD 11,000.-
    • Tang Dixin Blowing White, 2016 Oil on canvas 150 x 200 cm
      Tang Dixin
      Blowing White, 2016
      Oil on canvas
      150 x 200 cm
      USD 36,000.-
  • 作家略歴

    タン・ディシン (1982年、杭州生まれ)は現在上海で活動。上海師範大学美術学院を2005年に卒業。主な個展に、「タン・ディシン」オオタファインアーツ東京(2018年)、「Tang Dixin」AIKE Gallery、上海(2017年)、「Tang Dixin: Dog Bark」オオタファインアーツシンガポール(2015年)、「Mr. Hungry」AIKE-DELLARCO(2014年)、「タン・ディシン」オオタファインアーツ東京(2014年)など。主なグループ展に、「Embodied Mirror: Performances in Chinese Video Art」New Century Art Foundation、北京(2020年)、 「Straits」オオタファインアーツシンガポール(2020年)、「The Force Temple」TANK、上海(2019年)、「EXIT PLAN」SNAP、上海(2019年)、「… of …, at…h, at…, in….」Sifang Art Museum、南京(2018年)、 「Two House」NTU Centre for Contemporary Art Singapore(2018年)、 「RAM HIGHLIGHT 2017: Displace」Rockbund Art Museum、上海(2017年)、 「China 2185」Sadie Coles、ロンドン(2017年)、「Mountain Sites: Views of Laoshan」四方当代美術館、南京(2016年)、「Turning Point: Contemporary Art In China Since 2000」上海民生現代美術館、上海(2016年)、「Jing Shen - The act of painting in contemporary China」PAC Museum of Contemporary Art、ミラノ(2015年)、「Mr. Hungry」Asia Contemporary Art Week (ACAW)、ニューヨーク(2015年)、「10th Gwangju Biennale - Burning Down the House」光州(2014年)、「Revel - Celebrating MoCA's 8 Years in Shanghai」MOCA上海、上海(2013年)、「ON | OFF China's Young Artists in Concept and Practice」ユーレンス現代美術館、北京(2013年)など。

     

    作家の詳しい情報は、こちらより弊廊のホームページ をご覧ください。